照明バトンと美術バトン。
照明やセットの一部などを取り付け、それを天井高く持ち上げるのがバトンです。
天井にはキャットウォークという足場があって、人が歩けるようになっています。張り巡らされているいろいろなダクトの間を頭をぶつけないように歩くわけです。
この高いスタジオの天井近くに、若い小道具君は上らなければなりませんでした。というのも、上からいろいろなものを吊るすためです。
部屋の照明なんかが多いですかね。
ロープ、綿ロープって言ってましたけど、それもってスタジオ隅の階段のぼって上に上がるわけです。そして吊るしたい場所を探り、この辺かなと綿ロープをするするとたらす。ところが天井から下までって結構アプローチがあって、意外と思うようなところに行かなかったりするんですね、これが。
それを意地の悪い先輩が手の伸ばし待ってるわけです。
“どこおろしてんだよぉ、ここだよぉ”ってね。
“いきなりフライデーナイト”っていう番組の何回記念スペシャルだか忘れましたが、キャットウォークにお化けの人形をかついで上って、“きっかけ”で落とすために、収録中ずっと待ってたことがありました。
結局その出番はナシ。
悔しいので終わってから落として観客の人達を脅しちゃいました。
そんな思い出もあります。
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